これからの時代は多読でなく深読!

みなさん、こんにちは(^-^)

先日、『AI vs. 教科書が読めない子どもたち』という本を読みました。簡単に本の内容紹介と、私の感想を書かせていただきます。

私が一番共感したところは、この本のテーマにもなっている、

人間がAIに勝つためには「読解力」を磨くしかない

という部分です。

この本を読んで、驚いたことが、多くの子どもたちが「読解」する力が無くなってきていること。そして、読解力を身につける確実な方法は今のところ分かっていないこと。

(この本で提案されていることは、多読でなく深読がキーポイントになるとありました。)

読解力について、例として本に書かれていたものをいくつか抜粋します↓

  • 中学校を卒業する段階で、約3割が表層的な読解もできない
  • 進学率100%の進学校でも、内容理解を要する読解問題の正答率は50%強程度である
  • 貧困は読解能力値にマイナスの影響を与えている可能性が高い
  • 読書の好き嫌い、科目の得意不得意、一日のスマホ利用や学習時間などの自己申告結果と読解力には相関がない

また、AIを取り入れいている海外の大企業では、AIの中身である数学を理解する人の奪い合いが起きているそうですが、日本では文系がトップに君臨していることもあり、日本の大企業が数学出身者とコミュニケーションが取れないので使いこなせていない現状があるそうです。

重要なのは、新しいソフトウエアを使いこなせるかどうかではなく、その中身、使うべきポイントや弱点を論理的に理解しているかどうかということ。この視点もまた、読解力がポイントになると思います。

こうした読解力のない日本人が増えている現状もあり、仕様書を正しく理解して、手順書通りに仕事ができて、報連相がきちんとできる人材がないということが問題となっているそうです。

多くの人が正しく教科書を理解できていない、読解力がないというのは危機的状況で、この状況を打破しないと、AIに人間は仕事を奪われてしまいます。AIは人間とは違って、正確に、しかも文句を言わずに仕事をしますから、企業としては文句を言わないAIに仕事を任せた方がいいですよね。

AIにできないこととして、本では「同義文判定」、「推論」、「イメージ同定」、「具体例同定」が挙げられていましたので、私たちがこうしたことができる人材になること、より人間だからこそできる活動をしていくことが重要だと思いました。

著書の新井さんが読解力を協会です

具体的に10~20年後まで残る職業としては、教育、心理、福祉にかかわる分野の仕事が挙げられていました。

私も、カウンセリングや人材育成をしながら、「本当の意味で相手を理解すること」がとても大切だと日々感じます。言葉ではOKと言っているけど、表情を見るとうわべでOKと言っているのかな?など、こうした些細な感情を読み取りながらのコミュニケーションは、AIにはできないことです。

人とより向き合う仕事が、今後は残っていくと思いますし、私たちもより人間力を磨く必要があると思いました。

そのためには、深読力が大切になってきます。数多くの本を読むのではなくて、何度も読むたびに深い視点を得る読みかた。何度も読める本自体、なかなか無いかもしれません。特に最近の本は、薄くて読みやすい分、内容も薄い本が多いですし。。

そうなると、時代を超えても残り続けている本が、こうした深読力を磨くのに適した本だと言えます。1000年、2000年を超えても愛されている本。例えば聖書のような。そうした本を何度も深読していくことがカギになりそうですね!

この記事を書いた人

hiromi

日本人に一番多いD4グループ(アジア系・弥生)

仕事で外国人と一緒に働くことが多く、異文化理解も専攻していたので、そうした視点から夫を観察していきます。

一般社団法人DNAカウンセリング普及協会福島支部の代表としてルーツDNAやDNA心理学の普及活動をしています♡